小説・アニメ・マンガ・ゲームなどメディアミックスされた作品です。
著者は舞阪洸さん、作画は大暮維人さんです。

今は天上天下やエアギアで活躍している大暮さんを私がはじめて知ったのはこの火魅子伝でした。


舞台は古代九洲、九州ではなく九洲です。並行世界みたいなものなので、漢字とかは多少違います。

滅亡した耶麻台国を復興させるのが目的です。

主人公は九峪という男子高校生。

簡単に言うと間違えて現代から送られてしまった九峪は現代に帰還する唯一の方法が耶麻台国を復興し、火魅子の擁立を目指します。

立場としては神の遣いという立場です。


ゲームとマンガでは九峪も最前線で戦い、小説では歴史や軍記小説の知識を生かした作戦立案などで存在感を見せます。

媒体によって九峪や周りの環境に違いがありますので、違った楽しみ方ができると思います。

アニメは見たことがないけど・・・

特に小説の火魅子伝をお勧めします。

大暮さんの描くキャラが非常に魅力的ではありますが、それに加えて軍記物としても読める戦争の場面が非常に面白いです。

富士見書房はキャラの魅力ばかりを前面に押し出していますが、それだけではないことを読んで知ってもらいたいです。